2014年07月10日

上棟式

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  江南市で家を建てています。

 このお施主さんは、5年前に息子さんのリフォームを手がけて以来のお客様。
  5年間,いろいろなハウスメーカーを回って、「だいたい見てきて、自分の考えもまとまってきたからね。そろそろ頼むよ。」と言ってくださいました。

  他の会社が…さぞかし熱心にセールスにきたに違いないと思うので、本当にありがたいと思っています。

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屋根をシャープにするつもりで

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軒先の板を鋭角に取り付けました。(この写真ではよく分からない...すみません。)

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垂木が均等に並ぶこの日だけの眺め。


「何しろ、普通はイヤだからね〜」
というお施主さんの期待にこれからお応えしていきます。

なんとようやく、プロバイダが,iPhoneからブログを書けるようにしてくれたので、これからは1年も沈黙せず更新していきます。
ちなみに今日は徹夜あけ, ああ、眠たい。




posted by 吉田雅一 at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場のあれこれ

2013年08月05日

ブラック企業

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日経ビジネス「ブラック企業」を読んだ。

 
 うちのクーカンは、夏になるとみんなブラックになる。(日焼けで。)
3K(きつい、汚い、あとはなんだっけ?)も、たいがいあてはまる。

 けど、ここに出てくる不満は、クーカンの大工の中にはないな。
 俺たちは、やれないやつに無理をさせるのが嫌いだから、やれるやつが必死でやっている。
だいたい、自分のできないのを人にかぶせるようなエネルギーのないヤツは、建築現場には向いてない。
 だって、家が、傾くだろう。物理的に。

 それに、「俺にこんな仕事をさせて」というやつほど、たいして仕事ができない。自分のことだけを見て、総合的にものの見れないやつの仕事は、ぜったいに物足りない。
 穴だらけのコンクリート、垂直に立ててない柱、直角が出ていない壁…。不良建築の可能性は枚挙にいとまがない。

 クーカンでは何でもできるやつが、文句も愚痴も言わずに、人の仕事のしりぬぐいや、手直しをしてるのを見てるから、
周りのみんなは「俺はできてないな」、と、自分の立ち位置を反省する。反省してなくても、たぶん自分ではわかっている。
「俺はそこそこの力しか出してないな」って。

 だからって、人には力や能力の差があるから、そう思ってもやらない時や、できないこともある。
クーカンは、そこは寛大だ。黙って許容。無理してやらせない。
 やる気のないヤツに家を触られて、変になるのが嫌だからだ。そこはプライドの問題だ。

 
 でも、それに引け目もなく「俺にこんなことまでさせて」と言い出したら、クーカンでは生存権がないだろうな。
 だって、そこは、「やれない」に、「やらない」が加わってるからだ、能力に加えて、精神力も低い。

 これはブラックになるのだろうか。

 一人で生きてたら、金を稼ぐのも自炊するのも洗濯も手続きに役所に行くのも全部やるだろう。
それを、会社に入った途端、「俺の仕事はここまで」とやること自体、疑問だ。
 人間生きてくには、いろんなことをしなきゃならない。好むと好まざるとにかかわらず。
ましてや、お金をもらってそれで食べてるんなら、ある程度、自分を呈する姿勢は必要だろうと思う。
会社にとって以上に、自分自身にとって。
 

 嫁いわく、
「全員が同じエネルギーじゃないのが問題。」だそうだ。

 寄らば大樹の陰、というわんばかりに、「入れば何とかなる」という他力本願な(エネルギー少なめな)社員が、
大企業のトップの壮大なエネルギーについていけず、文句を言うんだろう、と。

 しかし、大企業経営陣は、努力もしているが、ちょっと行き過ぎてもいるとおもう。
 できないやつ(やる気がないのも含め)に、怒りまくったりして密かな罰を与える風潮があるが、そこがかわいそうだ。
 企業トップみたいに、頭がよくないやつもいる、肉体労働が苦手やつもいる、介護や子育てで早く帰りたい奴もいる、
そいつらに全員「なぜ仕事にすべてを捧げないんだ?」という要求は、ちょっと、無理だろ。

 俺も必死で努力の毎日だが、みんなの都合のバランスを取ってたら、零細企業がせいぜいだ。(しかしそこに誇りは持っている。)

 会社を経営してきてようやくわかるのだが、あのような余剰な利益、大きすぎる売り上げ(販路)は、しょせんどこかで誰かを踏みつけにしないと成り立たない。それを誰が知っているのか?中小企業の経営者だ。学生に、そんなこと、わかるはずもない。

 「こんなにメジャーで品のいいサービスを提供しているなら、さわやかに働けるだろう」という、安易な判断があるだけだ。

 しかし、ほんとうは高校生で花屋にバイトしてさえわかる。
 品のいい行き届いたサービスの裏側に、冷たい水と薔薇のとげで傷だらけになった手があり、花を新鮮に保つために毎日行き過ぎた冷房で耐える姿勢が必要なことを。

 誰だって、多少は何か、犠牲にしている部分はあるんだ。
それを自分では差し出さずに、生計の大事な大元を安易にブラック企業呼ばわりするのだったら、それはそれでやっぱり間違っている。

 お互いが、お互いをわかって便宜を図ってやる、それが大事なんだけどな。
相手に理解と愛情を持てと言っても、それは何千人もが存在する会社と社員には、永遠に、難しいことなんだろうな。

 まぁ、真偽のほどはともかく、うちの息子の毎日の野球部、これもブラックで3K。
母親たちは「暑くて死にそう」と眉をひそめているが、炎天下で球を拾っている俺たち父親は楽しい。
 砂にまみれて、じりじり火に焼かれながら、何を考えているか。

 ・・・あまり何も考えてはいない。

 みんなで白球を追いかける、これだけのことが、なぜか、無口な俺たちには、心地よくて仕方がないのだ。

 ブラック企業に勤めても、その人に、周りに理解のある、気の合う仲間がいてくれたらいいのだがな、ということを願うばかりである。
posted by 吉田雅一 at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年04月18日

バーベキュー

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年に一度の クーカンバーベキュー。

 花見の時期に毎年やってたら、設定した日は必ず極寒で、凍えながらやる羽目になる。
ので、最近は みんなで学習して、いつも「夜でも」暖かい5月あたりにやってます。

 
 こうやってみんなでそろって、昼間から肉を食べられる身分になったのだな。
(前は、仕事終わって9時ごろから焼いてた。)
 たとえ年に一度でも、それさえ我慢してみんなでやってきたもんな。

 いつもひたすら焼いてくれるクロス職人の粟野さんが、さいきん体調を崩したので、焼くのも休憩がてら。
 美野里ちゃんが、そんな粟野さんと、昨日誕生日だった俺に「50」と「41」のろうそくつきケーキを買ってきてくれたので、ちょっとは元気が出たか?

 建築は、体を使う商売なので、たまにはこうやって、みんなでリラックスするのもいいなと思う。
posted by 吉田雅一 at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年04月09日

天井の中身

クーカンの天井下地組は細かいですよ。
と説明しているので、写真を載せてみます。

まずは、天井を 吹付断熱し、NCM_0123.JPG

その下にだんボールでの空気層を設けたところ。
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まず、天井から吊り木を下します。
そのあと一度横に材木(野縁のぶち受け、と言います)を流して
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最後に野縁を打ちます。
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天井に石膏ボードを貼って完成。
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シャンデリアなどの時は、この野縁の周りにたくさんの材料を打っておいて、下地にします。
天井からカーテンを吊る時も、この野縁があるかどうかで、取り付けの可否が分かれます。
posted by 吉田雅一 at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場のあれこれ

2013年03月08日

グリーン板張りの外壁

やりたかった 外壁の板張り。
施主さんの奥さんに、レンガ色かグリーンを進めたら、グリーンになった。
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これを 1枚一枚 貼っていく。
岡ちゃんの担当。

角の納めが面倒くさいのだが、うちの大工なら安心。
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このうちは、3月30日(土)、3月31日(日)で オープンハウスをします。
内装のクロスは、赤なんやけど。
黒を利かせておとなっぽく仕上げます。
よかったら来てください。

posted by 吉田雅一 at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場のあれこれ

2013年02月08日

縁の下の、ネコの、

久しぶりに出てしまいました。
縁の下に、猫のミイラ。

かなり古いやつで、なんか透明やねん。なんでか分らんけど。
皮が透き通ってるねん。
毛が抜けて。

「ギャー、オレ、ぜったいムリ!」と浅野君は叫んで、賢ちゃんに、
「早く取りに来てよ!」と電話をかけた。

「そんなもん俺もいやや!絶対助けん!だいたい俺はいま大野町で仕事中!」と賢ちゃんに断られ、たまたま現場に行った俺にこう言ってくる。
「僕はぜったいムリなんですよ、吉田さん。ゴキブリなら大丈夫なんですけど!」

・・・そんなん、俺もイヤやんか。

そうこうしているうちに、お施主さんがそれを聞きつけて、市役所に電話をかけてくれ、一件落着。

「・・・プロなんやから、そんなに騒いで恥ずかしい!お客さんがいい人やからいいけど、誰かできなアカンやないか!」と嫁はご立腹。
そんなこと言われてもなあ。

ホンマに透き通ってたんやで。
posted by 吉田雅一 at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年02月05日

耐震診断

岐阜県の、木造耐震診断士 という資格を持っています。

そこで、どんなに忙しくても、「クーカンさんは、3件ね」などと言って、大垣市から耐震診断の仕事が回ってきます。

これが…本当に面倒で(あっ、言ってしまった)、
床下に潜って汚いわ、天井裏は暑いわ、揚句、すごく計算や図面、提出書類が多い。
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「あの書類はふつうパートに任せられるでしょ!」と、ほかの建築士事務所の人に言われたことがあるが、
パート設計士という存在は、何もかもはわかっていないので、
所詮、自分に手直しが回ってくることになり、費用対効果が悪い。

だから嫌で雇っていないのだが、とうぜん、すべて僕の仕事になる。

そうして徹夜まじりで じりじりやっていると、
「他のお客様の確認申請の提出はまだか?!」と影のボスがイライラし始め、結果、怒られる。
耐震診断は、公的な仕事なので、期限もクーカン時間(できたとこ納期)の適用ができないため優先しているからだ。

自分は代表取締役だが、それを取り締まる役の人がクーカンには居るからなぁ。
そうやって、図面漬けがつらいので現場に出たら、
最近ペンより重いものを持てなってしまったようだ。

・・・手伝った先で筋肉痛になった。

・・・仕方がないので無視して続けて描く。

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しかし、そんなに無理してやった診断先で、
「あなたに工事をお願いしたいわ」
「ついでに○○の工事も頼みます」と言われることが増えた。
ありがたい話です。

最近では、市役所の人にもとても親切にしてもらえる。
「お客さんから信頼をもらっていますね、どうやってるんですか?頑張ってるね。」
と訊かれたことまである。
・・・逆に、ほかの診断士は、ものすごく「いやだ」と思って受けていて、それが顔に出ているのだろうか。笑。

耐震診断も、ただ、地震に強くなるためだけにかけるお金なので、
自分としても、もったいないような気もし、そのコストを安くしようと工事費を算出している。
その工事費には、大垣市から補助金があり、7割分ものお金が工事施主さんにキャッシュバックされる。
7割も負担するとは、本気で人の命を守ろうとしているのだ、大垣市も。

その安い工事費(と言っても、100万円・200万円〜)は、お客さんにも税金の無駄遣いにも一役買っているため、
「他の物件に比べて、クーカンだけなぜかとても安いのですが、こんな金額で本当にできるのですか?」
と市役所に聞かれたことがある。
・・・僕たちがお値打ちに仕事をしているって、ようやく認めてもらったようだ。

市役所の人とはいえ、建築のプロではないから、工事予算が高いかどうかなんて、わからない。
そもそも、現場を見た人間にしか、リフォームの予算なんてわからない。
でも実際あの人たちには、そんな時間も積算能力もないから、モラハラが起きると危険なのだ。

クーカンは、建築でウソはつかない、というのが創立時のポリシー。
その品性は今でも保っている。
posted by 吉田雅一 at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場のあれこれ

2013年01月29日

窓の穴をあける

最近、近所のお母さんから
「ブログ見てるよ!キャーキャー!」と言われた。
アぁ、ありがとうございます。と言って別れた。

更新していないので、更新をします。

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刈谷の 義妹の家を造っているところ。(夏。)
大工の岡ちゃんが、RCの壁に窓を造ろうとしている。

この壁は、厚さ150mmもあり、窓の四角い穴をあけるのが大変だ。
カッターの刃が通らないので、 
一つ一つ丸で抜いていき、最後にその穴をつなげるあけ方をする。

一つの穴をあけるのに、10分じっと壁にコアを当ててふんばる。
俺も4つ、電気屋さんと一緒に空けたけど、めっちゃしんどい。

岡ちゃんは、この日結局 20個以上のコアをあけた。
2日で通算すると、すごい数。
エアコンやが「一か所15.000円」とよくいうから、計算すると
30万円もらえることになる。
こんなにもうかるなら、マグロの一本釣り漁師にならんでええな、と思う。

もちろん俺たちがそんなにもらえるわけないけど。
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外から見るとこんな感じ(左のほう。)
岡ちゃんは、嫁や美野里ちゃんに、すごいすごいと言われていた。
 

はじめ、嫁や平塚母は、「もっと窓を開けて!ここもあそこも!」と言っていたが、
施主のりっちゃんが、「大変ならいらないよ。」と言ってくれたので、
大工みんなで お言葉に甘えて 最小限にする。

この大変さを見て、嫁もようやくあきらめた。
りっちゃんは、平塚家の女子に似ず、いつも穏やかで子供にも人気だが、こういうときも助かる。
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窓サッシとコンクリートの隙間は、こうやってモルタル(セメントと砂を混ぜたもの)で埋めていく。

できたキッチンはこれだ!
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我ながらさりげない。
右の吊戸ぶんの幅はもちろん残しての、設計。
言わなきゃ、岡ちゃんたちの苦労もわからないんやろな。

きっと嫁は、モザイクタイルのキッチンです〜といって、紹介するのだろう。
のりちゃん(もう一人の妹)が、設計ミスして垂れた天板も、
中央に新柱を入れて、フォロー済み。


posted by 吉田雅一 at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場のあれこれ

2012年02月26日

床暖房

西岐阜の家の床暖房です。
電気パネルで 施工が簡単。
パナソニックのものより、複雑じゃないのでよく使います。
(パナソニックは、安全性を重視するあまり、センサが働きすぎて家具を置くと勝手に電源が切れてしまうことがある。)
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パネルとパネルはこうつなぎます。
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その上に、漏電した時に電気が伝わらない絶縁シート(なんと炭製)を貼ります。
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それから床板を貼って完成。
ここのおうちはカバの無垢(一枚もの)の床板です。
やっぱり無垢板は、高級感があっていいね〜。
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posted by 吉田雅一 at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場のあれこれ

お風呂設計中

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お風呂の設計中。
この現場は、天窓があるのでユニットバスが入れられません。
 だから現場で設計中。
ユニットバスって設計しなくていいので楽ですが、たまにこうやって頭を使わないと馬鹿になるからいいです。
 しかも、うちのコーディネイター(嫁)が「やっぱりTOTOのバリアフリー3枚引き戸でしょう」というので 余計いろんなところのおさまりがややこしくなってます。
あの人は言いっぱなしだからいいけど…。俺は・・・。
 ちなみに嫁が決めるのは、大体の雰囲気とタイル張りってことだけ。天井は珪藻土でね!と。いうほうは楽。おかげで嫁大先生が現場に行った後、大工から電話が鳴りっぱなします。

 
 
posted by 吉田雅一 at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場のあれこれ